第6話 【狙われたオンナ】
う~ん、凄い命中率だ!私じゃとっても狙えないな・・・(爆)
◇あらすじ◇ goo テレビ番組ナビ より |
今日は休日?
まるで夫婦の様に春香(天海祐希)はゴロゴロ、望美(矢田亜希子)は、
掃除を済ませて、お食事作りまでこなしている。
一仕事を終えての食事の後は、至福のデザートタイム!
それは、苺のショートケーキ♪
「苺、食べないんだ?」
大好物の苺を、最後に食べるのが望美のスタイルらしいのだが、
その大切な苺を、あっさりと春香に食べられてしまう。
「イチゴは、私大好きだから、絶対最後に食べるんです!」
「ありえな~い!好きなものは最初に食べるんじゃない!
じゃないと、こう言う事になっちゃうよ!」
そりゃないよ、春香さん(爆)
そんな可愛そうな境遇の望美にも、仕事での運は向いて来ている様だ。
バラエティー番組の大島プロデューサー(笠原浩夫)が望美に大接近!
「いつまでも、
キャスターさんのコバンザメなんかしてちゃぁダメだよ!」
『朝のお天気バラエティー』なる企画書のメインパーソナリティーのトップに望美の名前があった。
動揺する望美だったが、そこへ本番を終えた春香が戻って来て・・・
「ちょっと~!ゲストと胡麻斑海豹(ごまふ あざらし)の参考資料が
逆になってるじゃない!
危うくゲストのプロフィールで、
魚を1日30キロ食べるとかぁ、言いそうになっちゃいました!」
「すみません・・・。」
「気を付けて下さい!」
まだまだ、それどころじゃない様子w
春香は自分のデスクにメモを見つける。
内容に驚き、声を上げる春香の姿に、芽衣(松下奈緒)と伊賀(松田翔太)が寄って来て事情を聞くと・・・
「昔一緒に仕事したディレクターで、
今フリーの記者やってる山岸って言うのがいるんだけど、
病院に運ばれたって。 ダーツが刺さって・・・。」
そう言って、春香は山岸の運ばれた病院へ向かうのだった。
同じ頃、報道局長の柴田勝俊(児玉清)が、
仕事帰りに何者かによって襲われる。
また、CNBにも脅迫状が届く。
そこには、報道局員を狙うと書かれてあった。
脅迫状を持って来た雅人(谷原章介)は、10年前にダーツによる殺人事件で逮捕された保阪敏行(福本伸一)、通称ダーツマンが、犯人ではないかと推測。
脅迫状には、『10年前の事件は誤認逮捕である。私は無実の罪で逮捕された。』の文字が。
「あの時、犯人逮捕に繋がるスクープを出したのはウチだった。」
「逆恨みかぁ・・・」
「ダーツマンの逆襲!!」
更に脅迫文には、当時のプロデューサー・柴田勝俊、ディレクター・山岸猛夫、キャスター・椿春香を名指しで復讐すると書かれてあった。
「ここに書かれている山岸は、すでに今日の夕方、
首筋をダーツで刺されて現在意識不明の状態になっている。」
雅人の言葉に、悪戯だろうと思っていた局員達も、皆一様に驚きを隠せない。
すると雅人の携帯に、局長の柴田がダーツで刺されて救急車で運ばれたと言う連絡が入る。
これで、既に二人が被害に遭った事になる。
残るはただひとり・・・
「椿君が危ない!!」
何者かが春香の背後からダーツを構えて近付くが、そこへ望美からの携帯コールが鳴り、難を逃れた。
しかし春香は、少しも気が付いていなかった。
雅人、春香、望美、蟹原(玉木宏)の4人は、慌てて柴田が運ばれた病院へと駆けつける。
幸い局長のケガは2、3日の入院で済む軽傷であったが、あと数センチずれていたら致命傷だったらしいと言って、凶器の写真を取り出す雅人。
「一歩間違えば、逆恨みをされる。
・・・それが私達の仕事なんですよ。」
局長は、報道の難しさを言葉にする。
「10年前の事件って、どんな事件だったんですか?」
「闇金業者から取立てを受けていた男が、
思い余って、取り立て屋を刺してしまったんだ。
悪質な業者だった為、動機をを持つ者も複数いたが、
捜査の目が保坂に向いたのは、
彼女が採って来た目撃者の証言からだった。」
「椿さんと我々は、この事件を契機として、
闇金業者の実態を暴いたのです。」
「一連の報道によって、悪質業者を倒産に追い込んだんだ。」
「でも、だったら、そのダーツマンが
ウチの局や椿さんを狙う理由なんてないじゃないですか。」
「しかし脅迫状に書いてある通り、保坂が無実だったとしたら、話は別だ。」
「椿さんのスクープも誤報で、
逮捕も誤認逮捕だったかもしれないって事ですか?」
「仮にそうだとしたら、狙われる理由にはなる。」
「あり得ないわ!警察も私も確実に裏を取って・・・」
「スグに答えは出るさ。
警察も事件を洗い直しているだろうし、
既に、これだけの騒ぎになっているんだから。」
雅人が出した新聞には、
『ダーツマンは無実を主張?!』の文字が躍っていた。
柴田局長は、春香に注意を促すのだった。
保坂は先週末に出所してから、自宅には戻っていない。
自宅には報道陣やら警察が張り付いているので、帰るに帰れない状況になっていた。
春香は、保坂の自宅へ行って家族に話を聞かせて貰うと言うが、雅人は狙われているのだからヘタに動くなと忠告する。
だが、それを聞き入れる様な春香ではない。
保坂は家に帰れないのだから、家に行くのが一番安全だと言って病院を飛び出す。
保坂の家は、銭湯を商っていた。
春香は望美と共に客を装って銭湯に入るが、番台に座る保坂の妻・智世(りょう)に素性がバレてしまい、出て行けと言われてしまう。
食い下がる春香に、智世は完全に取材拒否。
そこに智世の息子・大輔(深澤嵐)が怪我をして帰って来る。
学校でイジメられた様子の大輔を手当てさせる為に、智世の代わりに望美を番台に座らせる。
春香は大輔の手当てをする智世に、保阪への現在の気持ちを聞く。
すると、智世は保阪を恨んでいると答えるのだった。
何も得られぬままに春香達は、
保坂の家から程近い、山岸が狙われた第一の犯行現場を訪れる。
望美は、以前その場所でお天気中継した事を思い出す。
周囲を見回すと、そこにはCNBテレビのお天気カメラが・・・
犯行現場が撮影されている可能性を感じた春香は、急いで局に戻るが、望美には、保坂が事件の時借金していた闇金の元・社長のもとへ向かわせる。
どうやら闇金融会社を経営していた岡崎(田窪一世)は、現在はガードマンとしてシュークリーム工場で働いているらしい。
早速春香は、お天気カメラの映像を取り寄せて検証に掛かる。
するとそこには、保坂と山岸の両方の姿が確認できた。
保坂は、夜の6時に間違いなく犯行現場にいて、挙動不審な動きをしてフレーム・アウトをするのだった。
確かに不審な動きの保阪だが、山岸を襲った瞬間が欠落している為に証拠にはならないと春香。
だがそこに、元・闇金の社長・岡崎から、十年前の保阪逮捕のきっかけになった証言は嘘だと言う証言を望美が取って来た。
「どう言う事?」
「当時は、騒ぎが大きくなって仕事に支障をきたしたから、
騒動を収めたいばかりにでたらめな証言をしてしまったようです。」
「つまり、ダーツマンは逆恨みなどではなく、
自分を陥れた者への、正当な復讐をしている事になるな。」
既に世論とマスコミが騒ぎ始めた事から、雅人は春香に取材の禁止を厳命する。
責任を取っての謹慎か?と問う春香に、どう取っても構わないと言う雅人。
「今後の推移によっては、ザ・ニュースは、飛鳥君と野原君で担当してもらう。
心構えだけはしておいてくれ。」
ガッツポーズの芽衣w
マンションに戻った春香は、謹慎の身で取材が出来ない事から、望美にもう一度岡崎に会って話を聞いて来て欲しいと頼み込む。
春香には、保坂が復讐を考える様な人間にはどうしても思えなかったのだ。
だが、些細な事でいつしか二人は言い争いになってしまう。
「こんな事してても、何にも未来が見えない・・・」
「あなたの未来って何よ?
何を目指してるかわからない人に、
未来なんてあるわけ無いじゃない!」
「・・・そうですね。」
「! ・・・いやいや、あのね、大丈夫よ。
私を信じてればあなただってきっとね・・・」
「椿さんなんて信じられません。
すごい人だと思います。
思いますけど・・・私にはもう、ついて行けません。」
「・・・だったら、辞めれば。」
「辞めます。」
「じゃぁさぁ、そんな偉そうな事言う代わりに、
そんなちっぽけな証言だけじゃなくて、ダーツマンを逮捕出来るくらい
でっかいスクープ取ってからにすれば。」
「わかりました。取ってきます。」
春香は、望美が咄嗟に隠しておいた番組の企画書を見つけて、複雑な心境に。
翌日、望美は蟹原と一緒に再び銭湯を訪れ、掃除中の智世を手伝い始める。(これって、春香のやり方じゃないのかな?)
車で外出中の雅人は、偶然にも外を出歩く春香の姿を見つける。
その背後に怪しい人物を確認した雅人は、走りながら春香の名前を叫ぶ。
危機一髪!ダーツは春香の横をすり抜けて、看板に命中!
「馬鹿野郎!!
だから外に出るなと言っただろう!!
もしもの事があったら、どうするつもりだ!
・・・頼むから、
たまには俺の言う事を聞いてくれ・・・。」
「ごめん・・・。」
銭湯の掃除をしていた望美と蟹原は、大輔や智世の言葉から、保阪を恨んでなどいないことに気づく。
智世もまた、ふたりに正直な自分の気持ちを話し始めた。
以前は必ず『帰るコール』をくれた保阪の為に、一杯の氷水を用意していた。それを『美味い!』と言って飲んでくれた保坂との暮らしは、貧しいながら幸せだったと・・・。
望美と蟹原は、再び第一犯行現場へ向かい、そこには公衆電話が無い事に気が付く。
智世の話だと、以前はここから『帰るコール』をしていた保坂だったが、出所して来た時には公衆電話が無くなっており、それを探していた姿が挙動不審に見えたのだと。
「保坂敏行は、ダーツマンじゃない!
じゃ、一体誰が・・・」
望美はもう一度、元・闇金の社長で今はガードマンの岡崎のもとへと向かうのだった。
TVの本番終了後、春香はいつもの指輪を、外しながら落としてしまう。
不吉な胸騒ぎを覚える春香だった。
そこへ退院して来た柴田局長が挨拶に訪れ、犯行時に背後からシュークリームの甘い香りが漂っていたと告げる。
そこに、今度は蟹原がやって来て、シュークリーム工場に行った望美と連絡が取れないと言うのだ。
凍りつく一同。
望美はと言えば、シュークリーム工場で、岡崎から苺のショートケーキを振舞われて美味しそうに食べ始めるが、来た時から気になっていた工場の方から聞こえる大きな物音を確かめ様とした瞬間に、岡崎は容赦なく望美に牙をむくのだった。
春香は、雅人、蟹原と共に、シュークリーム工場へと車を走らせる。
「なるほど、10年振りにTVで君を見て、
恨みが湧き上がったってワケか。」
「まだ断定は出来ないけど、
犯人は保坂敏行の犯行に見せかけて復讐したのかもしれない。」
「保坂が出所する事を知って、
犯人は同時刻に山岸を呼び出しダーツを使った。」
「用が済んだら、自殺に見せかけて殺す事だって出来る。」
「ちょっと待ってくださいよ、それじゃあ望美が!!」
工場へ到着した春香達は、望美が会ったであろう岡崎に望美が訪ねて来なかったかと聞くのだが、誰も来ていないと言われてしまう。
春香は、以前金融会社の社長をしていたかと訪ねると、何故かとぼける岡崎に疑問を抱くのだった。
表門を閉めるからと追い返されそうになった時、春香の目には望美の食べかけのケーキが目に留まる。
春香の疑問は、確信に変わるのだった。
と、同時に工場から大きな物音が聞こえ、人影らしきものも見えた。
走り出す春香を引き止め、追い返そうと必死の岡崎。
「あんた!
あたしのアシスタントに何したのよ!!」
春香は、物凄い剣幕で岡崎に掴み掛かる。
雅人と蟹原が岡崎を取り押さえ、その隙に工場の中に人がいる事を確認する春香だった。
こうして無事に、望美とともに監禁されていた保阪も解放され、『ザ・ニュース』は新たなスクープを獲得した。
「今度は、私がご飯作らなくっちゃね・・・。」
春香は、このスクープは望美の手柄だと認めるのだった。
保坂も無事家族のもとに戻り、今までの分も幸せに暮らす事でしょう。
そんな風に思える、素敵な家族だと思います。
エプロン姿でご飯を作っている春香。
自分に回って来た『お天気バラエティー』の企画書を、ゴミ箱に捨てる望美。
どうやら、彼女の目指すものも決まったらしい。
「私、キャスター目指します。
椿さんの様な・・・
椿さんを越える様なキャスターになります。」
**★*―――――*★*―――――*★*―――――*★*―――――*★**
そっか、そっか、やっぱりキャスターを目指しますか!
しかも春香本人を前にしての、堂々たる宣言でしたねぇ~。
それだけ、自信が付いて来たと言う事なのかな?
あ、因みに私も苺は後に取っておいて食べます♪
しかし、マジでクローゼットに住んでたんだね~望美ちゃんw
他に部屋は無いのか?無いんだろうねぇ、きっと。
雅人は、今回本気で春香を心配してましたね。
計算なのか!?まだ好きだって事がバレバレですよね^^
それにしても犯人の岡崎さん。
闇金を倒産に追い込まれた事が、復讐の原因だったんですね。
それにしてもリスクの高い犯罪ですよね。
ダーツを動いている相手に命中させるのは、至難の業だと思いますが・・・
投げると言うより、突き刺すって事かな?
障害物もあるし、動いてるし、かなりの至近距離でないとねぇ・・・。
あ!それは私が運動オンチだから思うのかしらんw
だって、山岸さんの時はお天気カメラのフレームにも入っていない位置からダーツを投げたワケでしょう?
すっごい命中率だよね!!
春香の最後のファイティング・シーン、最高でした!
あの形相で掴み掛かられたら、通常ビビリますよねw
でも、そこがまたカッコイイって言うのがニクイです^^
欲を言えば、もう少しストーリーにひねりがあってくれると、いいんだけどなぁ・・・。
伝説のキャスターらしき部分が、そろそろガツン!と欲しいところです。
蟹ちゃん、いくら天然でも笑えないぞ~(爆)
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